こんにちは。美園環希です。
こちらでは、タロットカードに興味を持ってくださった皆さんに向けて、タロットカード占いについて書いていこうと思います。初めてタロットカードを手にする方にもわかりやすく、カードの意味や占い方から、占いの活用法など。

長年の鑑定での経験も踏まえながらお伝えできたら・・・と思います。タロットカードにも種類がありますが、トートタロット、マルセイユタロット等々・・・ここでは、一般的なウエイト＝スミス版について進めていきますね。

　占いというと、特別な能力が無いとできないのかしら・・・？と思われるかもしれませんが、タロットカード占いは、特殊な才能が無くても、誰もが、学ぶことで占いを習得することができます。

私の著書「いちばんやさしいタロット入門」（株式会社ナツメ社）をベースに進めてまいります。お持ちの方は参考になさってください。もちろん、お持ちでなくても大丈夫！わかりやすく進めていきますね。

☆タロットカードとは

　タロットカードとは、22枚の大アルカナと呼ばれるカードと56枚の小アルカナと呼ばれるカードを合わせた78枚で構成されているカードです。この78枚のセットをフルデッキと言います。

大アルカナの1枚ずつにはタイトルと象徴絵が描かれています。小アルカナは大きく4種類に分けられ、それぞれが10枚の数札と4枚のコートカードと呼ばれる人物のカードで構成されています。

小アルカナの4つの分類は「火・地・風・水」で分けられます。これは、西洋社会では、世界は四大元素で構成されているという考え方からくるものです。
この4つの分類については、小アルカナの説明のときに詳しくお伝えしますね。

　初心の方は、まず大アルカナ22枚を使用して、どんどん占いを実践してみて下さいね。

☆タロットカードで占えること

　基本的にはどのようなことでも占えます。恋愛・対人関係・仕事・お金・・・。
時期については、通常、長い先まで占うものではないので、3・4カ月ほど。スプレッド（展開）の種類によっては1年ほどでしょう。

また、自分が占い結果を参考にして考え方や行動を切り替えていった場合には、未来も変わっていくことがあります。未来を知るだけでなく、良き未来に向かう開運のために占う側面もあるからです、切り替えの節目、状況が変化した時に再度占うことをお勧めします。